Live in the WILD.

ボルダリングに関する記録と生活.

クライマーズ サマーキャンプ2021への挑戦!

今巷で話題のclimbers summer camp2021に挑戦してきました!

 

■climbers summer campとは…?

公式instagram曰く、『クライマーのクライマーによるクライマーのための体力測定会』。

ライミング能力をbasic(基礎力)、coordination、footwork(足技力)、holding(保持力)、powerの5つの要素に分解し、自分の得意な要素・苦手な要素をチャートで視覚化してくれる…とのこと。

 

以前参加したボルダリング検定に似ていますが、『能力の検定』ではなく『能力の測定とフィードバック』と言う点がボル検とは違うところでしょうか。

自宅から近いmabooで開催しているとの事で、早速参加してきました!

 

mabooでは期間を2つに分け、

 前半:ルーキー(5級程度)、ミドル(4級程度)

 後半:マスター(3級程度)、エキスパート(2級以上)

のスケジュールで開催されており、タイミング的に後半のマスターでの参加となりました。

 

■測定の流れ

ボルダリングジムに到着後、通常通り利用の受付を行います。ジムの施設利用料を支払うタイミングで、サマーキャンプに参加する為の参加費(1000円)も一緒に支払いました。

サマーキャンプへの参加登録をwebで行い、続いてルール説明がありました。

 

サマーキャンプのルールは以下の通り↓

①指定課題(15課題)を90分で登れるだけ登る

カテゴリー毎に指定課題が15課題あり、それぞれ完登orゾーン獲得をセルフジャッジ方式でトライする。

課題リストを見ると、

 ルーキー  :課題番号1〜15

 ミドル   :課題番号6〜20

 マスター  :課題番号11〜25

 エキスパート:課題番号16〜30

とあったので、下位カテゴリー・上位カテゴリーと共通の課題もある様子。

②選択課題(計10課題)を60分で登れるだけ登る

カテゴリー分けされていない複数の課題から自由に選択し、計10課題の完登orゾーン獲得をセルフジャッジ方式でトライする。

課題がカテゴリー共通なので、登れそうな課題を見つけるオブザベーション能力も問われる(?)。

 

ルール説明の後は…サマーキャンプの課題以外でのアップ→スタッフさんに挑戦開始の申告をして、いよいよ課題へのトライ開始となります!

 

■指定課題へのトライ開始!

15課題を90分で登らないといけないので、単純計算で1課題あたり6分で登らないといけません。

そのため、まずは見た感覚でクセの少ない課題を中心にトライしました。

…が!

1課題1課題の強度が高い!

 

思ったよりもハードな課題が多く、一筋縄では登らせてくれません。苦労しつつ、目についた3課題をなんとか完登、と言ったところ。

その後しばらくは完登出来る課題がなく、ゾーン獲得に勤しみます。

ラスト30分でゾーン獲得を出来てる課題への再トライと、少し触って諦めた課題への本気トライを開始。ムーブを変えたりパワーを振り絞ってトライし、4課題の完登と1ゾーンを獲得!

最終的に7完登+2ゾーンとなりました。

 

■選択課題へトライ!

30分の小休止後、スタッフさんへ挑戦開始の申告をして後半戦のスタート!

まずは休憩中に目星を付けていた課題に挑戦します。

 

選択課題のうち、2課題はそれぞれ2トライ以内で完登出来ました。

しかし!その他の課題は見た目にも難しい課題ばかり…。その中で得意そうな保持系の課題へ本気トライ。

ゾーンの獲得後、数トライを掛けてゴール取りまで行けましたが、パンプ仕切っており保持が出来ず痛恨のフォール。レストを挟んでトライするものの、更に手前で落下…無念…。

その後はトライを重ねるものの完登はならず、最終的に2完登+1ゾーンで終了!

 

■測定を終えての所感

体力的にもテクニック的にも全てを出し切りました。

90分+60分のセッションで登るような、時間制限付きで出し切る経験が無かったからか、終了後は出涸らしのような状態に…。

マスターカテゴリでの参加は実力不足だった感は否めませんが、良い経験にもなったと思います。

何より課題一つ一つが面白かった!

 

■測定結果!

サマーキャンプへ参加した翌日には結果シートがinstagramのメッセージで送付されて来ました。

その結果は…

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パワー、ゼロwww

コメントにもありますが、サマーキャンプの課題も強傾斜にある課題は避けてしまいました…(ゼロ完登)。それ故にパワーは無し。当然ですね。

普段のジムでのボルダリングも傾斜のある壁やルーフ課題を避ける傾向があったので、コメントも『痛い所を突いてくるなぁ…』といった感じです。

また、個人的に保持力には自信があったのですが、マスターカテゴリのレベルとしてはまだまだ不足しているようです。

BASICのレベルは十分(?)あるようなので、強傾斜や保持力、コーディネーションなどの特化的な能力を身に付ける段階にあるようですね。

 

■まとめ

サマーキャンプに参加してみて、自分の弱点が視覚化・客観的評価する事が出来ました。

普段行なっているクライミングの振り返りが出来た事、また鍛えるべきポイントが明確になった事は、今後のトレーニングの方向性を定める上でも価値がありました。

 

サマーキャンプについて、今後も定期的に開催して頂きたいイベントだと感じました!

次回開催された際には改めて参加し、今回との比較をしてみたいです。